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データが諭すこと

データリンク的職業観
10 /24 2015
母子写真フリーで検索


建物調査というジャンルのお仕事。

当然画像データに関しては日々知識を向上
させなくてはなりません。

日によっては1000枚を超える写真撮影をす
ることもあります。

今はデジタル仕様となり、コスト的にもデー
タ管理においても随分楽になりました。

ほんの数年、少し前まではネガフィルムだっ
たのでもう大変です。

納品の時にはおぞましい数のプリントとネガ
原紙集でした。

当然時代の流れで、過去に納品した莫大な
アナログデータはデジタル化に推移しました。

そんなに知られた業務ではなのですが、稀
に変わった業務を受けることもあります。

過去の納品データをデジタル化する委託業
務です。

デジタル化に伴う専用機器や保管条件に適
した記録媒体のチョイスなど、多少精通して
いなければ知り得ない(必要の無い)世界が
待っています。

しかし今日はこんな仕事の話をしたいのでは
ありません。

かみさんと私の現在未使用放置してあるガ
ラケー、壊れたり新機種購入で使わなくなっ
たデジカメやビデオカメラ、OSクラッシュで
使わなくなったパソコン。

先日も触れたように、およそ10年前あたりか
らの画像や動画を整理しました。

記憶の保存作業とも言うべきでしょうか。

年度別にデータを整理していると、イヤでも
色々なことに気付く事となります。

二次元データを閲覧しながら感じたことは、
その時期における己自身と家族との関る距
離感や温度などです。

ビジュアルデータが目には見えない奥行き
のあるデータを提示してくるのです。

10年前には中古あばら家の購入DIYリノベ
や転職起業や子育ての4重苦。

正直、現行年齢に達した状態で同じレベル
のことをこなす自信はありません。

勿論、ベストであったとは言い難いのですが
時折、酒に酔いながら心で自我自賛です。

しかし、こんな慢心の笑みが凍りつき、後悔
の念に変る事態となるのです。

かみさんの古いガラケーの本体メモリーや
SDカードを整理していたのですが・・

私の知らない母親と子供達の日常の欠片が
記録されており、そこには見たことの無い子
供達の満面の笑みが記録されていたのです。

これは単なる記録ではなく喜録や喜億と呼
ぶに相応しいデータの呼称です。

何かと仕事の理由をつけて、小さな子供達
との時間をかみさんに委ねた証拠です。

そうすることが子供達を守ることであると信
じて疑わなかったんです。

しかし私のガラケー残留フォトからは同じ輝
きのスマイルショットは皆無ですね。

残念ではありますが、事実は事実であり、
巻き戻しはききません。

何だか己自身のおセンチな心境に吐き気を
催すのです。

中々強烈ですよ。

過去のデータが語りかけるものって。

担当 M助


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