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経験予測の運用

データリンク的職業観
10 /23 2013
たいふーん

昨日だったか、一昨日でしょうか。

報道ステーションで、和歌山の気象警報の
システム改革に取り組んだ人のレポートが。

連日のCAD作業で目がショボショボの上、
大量の鼻水で耳がやられておりましたので
正確に記憶してはおりませんが、従来の大
雨に関わる各種警報に関しては、県内全域
の大まかな気象データに経験予測を加味し、
ここがあやしいとあたりをつけ、警報を出す
といったやり方に終始し、他府県市町村でも
現在主流のシステムだそうです。

和歌山のとある市町村では数年前の土砂災害
において、警戒していたにも関わらず、尊い命
の犠牲を出してしまい、この結果を踏まえ、
昨今の予想不可能な異常気象に対応すべく、
新システムの構築に着手しているとの内容で
あったと記憶しております。

ざっくりと要約すると、経験予測の裏取りの
システム構築でしょうか。

大まかな気象データを基に先見予測をして
警報を促していたのですが、はずれる恐怖感
が迅速な警報実行をスポイルしてしまいがち
だったそうです。

表現は乱暴ですが、博打恐怖症のような気が
致します。

着手したのは、経験予測を裏付けるピンポイ
ントのデータを集約・数値化し、精度を高め
ることにあるとしておりました。

経験予測を否定するのではなく、経験と勘を
より確実なものにするために、各詳細地域の
降雨量等のデータをリアルタイムで誰でも閲
覧出来るシステムを作り、失敗を恐れずに警
報や注意報を出していくといった内容でした。

比較的腰が重いと揶揄されがちな行政も、人
命が掛かった問題には課長レベルで柔軟に
改革に着手しているようです。

構造の仕組みを理解し、経験予測を確実な
ものに近付け運用しリスクを回避する。

言葉ではほんの1行で簡単に表現できます
が、失敗から学び改める難しさを痛感してい
るのがでーりんでございます。

おこぼれにすがりかろうじて生きているでーり
んに関しては、構造の仕組みに関与出来る状
態にないので、口を大きく開け、天を仰ぐほか
方法は見当たりませんが、経験予測の精度を
高めることは出来るのではないかと考えており
ます。

簡単に言えば、過去の実体験から学ぶだけ
のことなのです。

ベテランK爺やO次郎、そして私にしましても、
過去に所属したいわゆる調査下請け零細企
業は数年紆余曲折したのち、すべて廃業して
おります。

個々にはほんの十数年ではありますが、仕事
のやり方進め方のような経験値が存在し、その
経験値に良いところや悪しき習慣が存在します。

何が良で何が悪かの選別を精査する作業を
するには相応の資本と体力が必要ですが、
チームでーりんにはその両軸がありません。

ただ何となく生きられておりましたから、この
ままやっていれば確実に廃業することが明
らかです。

数十年に1度の規模・・といった言葉を良く耳
に致しますが、その災害が過ぎ去りしばらく
すれば、何となく忘れてしまい、何も備えに手
をうたなければまた数年後に・・といったよう
にならぬよう必死に改革に取り組む和歌山県
に学ばなければなりません。

妙案か愚案かの選別は出た結果から。

まずは詳細に至るまで今までの個々の仕事の
進め方を変えてみるところから着手し、活路の
光の糸を紡ぐほか生きる道はありません。

同じに進めれば同じに廃業致しますから・・。

担当 M助

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